先日、Kindle Unlimitedで読んだ本「脱力系ミニマリスト生活」 が面白かったのでご紹介します 。
追記:2024年に文庫化されました!
大人気ブロガーのエッセイ本
著者はアメブロ「ミニマリストになりたい秋子のブログ」の森秋子さん。
私もブログの一読者なのですが、考え方がとっても素敵。飾らない素朴な暮らしに憧れます( ´ ▽ ` )
本書はいわゆる「ミニマリスト系の本」ではありますが、同時に「お金の本」でもあると読んでいて感じました。
お金を使わない=貯金が増える
ミニマルな生活を進めていくうちに、「買わない」なら「0円」だ。貯金を増やしたいなら買わなければいいのだ。買わなければ家計簿に書く必要も管理する必要もないと、気がつきました。
(「脱力系ミニマリスト」本文より引用)
とてもシンプルな考え方ですが、これを実践するのは中々難しいです。
私も「なるべくお金を使わない暮らし」を目指していますが、家計簿を振り返ると「結構買ってるな〜」ってよく思います。
本書の中では「物欲を抑える工夫」が紹介されています。その中で私が斬新だな!と思ったアイディアを1つだけご紹介します。
「カタカナ語翻訳」で買い物欲をなだめる
嫉妬や欲望をあおるキラキラとした言葉は、大体が英語、カタカナ、造語のことが多いことに気がついたのです。これを日本語に翻訳すると、たいていのキラキラの魔法はとけます。
(「脱力系ミニマリスト生活」本文より引用)
この説明を読んだ時、まさに目から鱗でした。確かにそうかも!!
横文字、カタカナだとなんでもオシャレに感じてしまいますよね。マリトッツォとか←
本書に載っている例では、「プチプラで高見え→安物で高いふり」
こうして変換してみると、確かに買う気が失せますね(^^;)
その他にも「ホテルライク→にせホテル」などユニークなカタカナ語翻訳があって面白いです。
自分のしていることを美しい言葉に変換する
この効果を逆に使い、自分がやっていることを美しい言葉に変換するのも効果絶大です。
「家で一人で簡単に食べた」→「家でデトックスランチして自分時間を楽しんだ」 「節約生活を続けている」→「大切使いをしています」
自分の好き勝手に翻訳をしていると、欲望と嫉妬はおとなしくなり、大変良い子にしているので手間がかかりません。
(「脱力系ミニマリスト生活」より引用)
これもやってみようと思ったアイディア。
先程のカタカナ語翻訳の応用編といった感じで、自分のやっていることを評価することで「自分はこれで良いんだ」と思えるし、自己肯定感も上がりそうです( ^^ )
どうしても見栄を張ってしまう、ケチと思われたくないという人にオススメです。この考え方を身につければ自然と自分軸で暮らせるようになりそうですよね。
まとめ
今回は森秋子さんの「脱力系ミニマリスト生活」を紹介しました。
本書は「物を捨てる方法」というよりは「どうすれば余計な物を買わなくなるか」に重きを置いているなと感じました。
今回紹介したアイディアはほんの一部で、「脱力系ミニマリスト生活」の中にはたくさんのお金を使わない工夫がいっぱい載っています。
ご自身の気持ちを第一に考えていて見栄を張らない自然体な所が素敵だなぁと思ったし、私もこんな女性になりたい!思いました( ´ ▽ ` )♡
気になった方はぜひぜひ、お手にとってみてくださいね。
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