所得が増えるほど「減ってしまうこと」があるらしい。【ファスト&スロー】

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こんにちは。ジャカルタ駐在中の節約主婦ちぃこです。

本を読むのが好きで、趣味は?休みの日は家で何してるの?と聞かれたら、必ず読書と答えています。


読む速度はめちゃくちゃ遅い。200ページくらいの本でも3時間はかかりますw

文字を読む+内容を理解するとなると、じっくり読まないと無理(^◇^;)

だから、速読+内容をしっかり覚えてるって人は本当にすごい!そして羨ましいです(*´ω`*)

そんな私が20日間かけて読んだ本の内容でブログに書きたいことがあったので、ちょろっとご紹介します!

目次

行動経済学の名著「ファスト&スロー」

一昨年から行動経済学に興味を持ち始めて、何冊か本を読んでいます。

本を読んでいく中でよく引用されている本があって、原書を読んでみたい!と思っていたんです。

Kindle版もあったけど、じっくり読んで勉強したかったので日本に帰省した時に紙の本を購入しました。

行動経済学の生みの親でありノーベル経済学賞受賞者でもある、認知心理学者ダニエル・カーネマンの名著。

帯に東大で一番読まれた本とデカデカと書かれていて、読み切れるか不安になったわ。

ちなみに私は心理学も経済学も全くの専門外(・∀・)b一応、理系だけど統計学はよく分からないし、苦手。なんなら数学も苦手です←

それでも、この本は面白かったです。めちゃくちゃ難しかったけど、興味のあることだったので無事に読みきれました( ´ ▽ ` )

一回ではとても理解できないので繰り返し読んで勉強しようと思ってます(`・ω・´)

所得が増えるほど「減ってしまうこと」

ファスト&スローの下巻で、第37章「経験する自己」の幸福感で気になる部分があったので、ご紹介します。

所得が増えるほど生活の小さな楽しみを味わう能力が減ってくるのではないか、ということである。
この解釈を支持してくれそうな証拠として、自分は裕福だと思わせるようなプライミング効果を与えると、その学生はチョコレートバーを食べる時にあまり嬉しそうな顔をしなくなった、というデータを挙げておこう。

(ファスト&スロー下巻 P.294より引用)

カーネマン先生、マジですか。

「自分はお金持ち」と思わせるだけでも小さな楽しみを味わう能力が減るなんてΣ(・ω・ノ)ノ

でも確かに、

お金がある

物をたくさん買う

物を買う喜びが麻痺する

ってことは私も経験があります。

お金を自由に使える安心感を手に入れ、物を買うことが日常化する。最初は強く喜びを感じていたことに対して慣れてしまうんでしょうね。

所得が増えても、貯金額が増えても、欲しいものは計画的に貯金して買う。

小さな喜びをずっと感じられる人でいたいなぁ、なんて思いました( ´ ω ` )

たまに買うブラックサンダーをいつまでも嬉しく食べられる自分であれ。

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ジャカルタにも売っていたので思わず買いました。ちょっと小ぶりでしたが、ちゃんとブラックサンダーだったー!

小さな喜びを味わえるよう、物を買う楽しみを忘れないよう、お金の大切さを忘れないように、所得が増えても生活水準は上げない。

これは貯金術の観点からも有効な手段だし、心理学的な観点からでも有効な手段なのかもしれません(。・ω・)ノ゙

お金を使う楽しみは忘れたくない。だから、普段から湯水のようにお金を使わないこと。意識していこうと思います(`・ω・´)

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

30代の転勤族の元浪費家妻。
夫と2人暮らし、共働き。
小さく暮らして1,000万円貯金を達成。
個人資産3,000万円を目指して投資も始めました。
日商簿記2級、FP2級保有。

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