平野紗季子さんのエッセイ「生まれた時からアルデンテ」を読んでいます。
平野紗季子さん、めっちゃ好きなんですよねぇ( ´ ▽ ` )
見た目もかわいいし、食べ物に対する情熱とそれを的確にリポートできる語彙力、独特の視点と発想力、天才だと思う。
このエッセイの中で、
小さな散財をしたくなったら、迷わずレストランの門を叩こう。
P.147より引用
必ず新しい世界に連れ出してくれるし、いつの間にか埃をかぶる雑貨より、消えてなくなる料理はすがすがしい。
という部分に「なるほど」と。
執筆当初、平野さんは大学生。20代前半でこの境地に辿り着けるとは、さすがです。
凡人な大学生だった私は散財したくなったら迷わず服を買っていたなぁ…(遠い目)
経験からして衝動的に買った服って、だいたいタンスの肥やしになるんですよね。
買った時が満足感のピークで、あとは下がるのみ。
3,000円の服代を食事に充てたら結構良いものが食べられるし、満足感は同じだとしても物みたいに形としては残らず「美味しかった」という思い出だけが残るわけで。
そういう意味では「すがすがしいお金の使い方」だなぁと思いました。
私もそういう、すがすがしいお金の使い方がしたいです。
今の自分なら、小さな散財したくなったら本を買う。
単純に読みたい本がいっぱいあるし、書店で初めて見つけた本を衝動買いっていうのも楽しい。
本を読まなくても死なないけど、読むことで新しい発見ができる。それがとても楽しいです。
物が増えるのが嫌なら電子版を買えば良いし、紙の本は読んで思いっきり楽しんだら潔く手放しても良い。
そう考えると小さな散財をしたい時、自分の趣味に使うのが「すがすがしいお金の使い方」なのかもしれません。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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