スライド貯金(スライド式家計簿)ってハードルが高いイメージですよね。
私は2019年から始めましたが、実は独身時代も結婚資金を貯めるために挑戦した事があります。
その時は見事に挫折…。
35日まで持たず、赤字続きでした( ̄◇ ̄;)
スライド貯金に限ったことではないのですが、過去の失敗を踏まえてスライド貯金をする上で重要だと思うことを書いていこうと思います(`・ω・´)
スライド貯金とは?
1ヶ月のやりくりを35日間で行う。8ヶ月後にはやりくり費が丸々余るため、自分でボーナスが作れる。ただし、スライドさせるのは変動費のみ。
スライド貯金最大のメリットは、やりくり費が丸々余る月が発生すること。
我が家の場合はやりくり費が月5万円なので、この5万円が8ヶ月後には丸々余ることになります。
やりくりを頑張ったご褒美がもらえるみたいで嬉しいです♡
私は普段のやりくり費からは買えない物を買ったり、予備費に充てたりしています( ´ ▽ ` )
最近では自分のお小遣いもスライド貯金を始めました。ボーナスは何に使おうかなぁと考えるのも楽しいですよ♪
独身時代は挫折したものの、2019年から始めたスライド貯金は赤字になった事が一度もありません。
海外駐在時代は食費が1.5倍くらいに上がりましたが、それでも生活水準を上げずに月5万円で暮らせていました。
独身時代に挫折した経験を踏まえて、スライド貯金で失敗しないコツを私なりに考えてみました。
どなたかの参考に少しでもなれれば嬉しいです( ^^ )
独身時代の挫折理由を振り返る。
私は独身時代、関東の田舎で1人暮らしをしていました。
住宅補助もあったし物価も高くなかったので生活の余裕は多少あったと思います。
それが仇となり、欲望のままに買い物をしていたため貯金は全くできていなかったという…( ̄◇ ̄;)
スライド貯金の失敗理由をまとめると、
- 食費が高かった
- 変動費の予算を決めていなかった
- 収支の把握ができていなかった
「食べたいものを好きなだけ」買っていたため、食費は3万円くらいでした。
家計簿はつけていましたが、支出をただ記録していただけで振り返りもしていませんでした。
「収入の◯%を貯金する」という考えもなく、お給料はあるだけ使うタイプ。
スライド貯金は予算決めが大事!
私がスライド貯金に失敗した最大の理由は、予算を決めていなかったこと。
厳密に言えば決めていたのですが、その時は変動費と固定費を合わせた予算しか決めておらず「変動費にいくら使えるのか」というのを把握できていませんでした。
買い物頻度で予算を細分化してみる
スライド貯金を始める前になりますが家計管理を始めた時、予算は食費月2万円、日用品費月5千円…という費目別に月予算でやりくりをしていました。
でも費目別の月予算だと袋分けでもしない限り、「食費は残りいくらなのか?」がパッと見て分からないんですよね。
家計簿を見て計算してやっと分かるため、気づいたら「残り2週間あるのに予算が残り3千円しかないぞ」という事が多々ありました(^^;)
我が家は週1〜2回のまとめ買い派だったし、月予算だとざっくりしすぎて残金が把握しにくかったんです。
スライド貯金を始めてから週予算にチェンジしたところ、お財布を見るだけで予算の残が分かるので予算管理がとっっっってもラクになりました!
週の終わりに予算が余っていたら残し貯めとして封筒に移動しておき、週の初めは1万円をお財布に入れて7日間やりくりするだけ。
食費◯万円、日用品費◯千円…という費目別予算も無くしました。
週予算内であれば、どの費目にいくら使ってもOKにしました。
まとめ買い派の私にはこの方法がぴったりでした。
まとめ買い派じゃなく毎日買い物へ行く、3日に1回行くという人なら、もっと細かく細分化して「1日◯千円」という予算決めも有りだと思います。
買い物の回数によって予算決めのを変えるだけでも家計管理がぐっとラクになるので、オススメです(`・ω・´)b
スライド貯金に限らず、予算決めは家計管理する上で大事なことですよね。
予算がないといくらまで使えるのかが分からないし、その状態のまま生活していると貯金しにくい状況になると思います。
現に私はそうでした…
家計管理が上手くいかない方は予算決めの方法が自分の生活と合っていないかもしれません。
予算の決め方を色々やってみて、振り返ることで自分にあった方法が見つかるかもしれませんよ(^^)
月末は家計簿で振り返りをする
独身時代の頃は全く「計画的にお金を使うこと」を意識できていなかったしそういう思考回路ではなかったんです。
とにかくお金を貯めたい!
というだけで、「今までの支出で無駄なものはないか?」という振り返りをしていませんでした。
貯金をするために食費を月1万円にまで抑えたことはありますが、食べる量を減らしたり、一日三食食べなかったりと無理をしながら食費を削っていたので節約ではなかったなぁと、振り返ってみて思います。
食費を無理に削ったことに加えて仕事の疲労とストレスにより、不正出血や生理不順という不調も初めて経験しました。
婦人科通いが続いたので食費を削っても医療費が嵩んだ為、トータルで支出は増えました( ̄▽ ̄;)
大事なのは食費を削ることではなくて、嗜好品の支出や美容費、被覆費など生活する上でそれほど重要ではない支出をどれだけ抑えられるか?ということを考えるべきでした。
個人的には食費を削ることはオススメしません。
食費を削ると体調を崩す原因になるので、栄養バランスを考えた食事をした方が、結果的に支出を抑えられますよ!
▽具体的な家計簿の振り返り方法はこちら
家計簿の費目はシンプルに
月末は簡単に家計簿の振り返りをするために、費目は5つに絞っています。
- 食費
- 日用品費
- 娯楽費
- その他
- 積立費
美容代や洋服代などの個人的な支出は、自分のお小遣いを積立して購入しています。(夫婦ともにお小遣い制)
金額の高いものは特別費とする
我が家はやりくり費5万円。その中で外食なんてしたら、あっという間に予算がなくなってしまいます。
そのため外食費はやりくり費ではなく特別費扱いにして、月1回は外食デーにしています。海外駐在中は予算を8千円に上げて、日本食レストランや中華、ベトナム料理などを堪能しました( ´ ▽ ` )
外食はしない方が節約になりますが、ずっと自炊はしんどいです。
なんとなく外食するのをやめて、この日は外食するぞ!と決めた方が日々の自炊のモチベーションにもつながります。
その他にもコロナが流行り出してからは除菌スプレーやマスクなど、単価の高い物は「物品費」として特別費にしています。
医療費や帰省費、クリスマス費用も特別費として予算化しています。
日用品費と物品費は見分けがつきにくいですが、「単価の高い物は特別費」というオリジナル定義で振り分けています(`・ω・´)
他人から見て「?」でも良いんです。やりくりするのは自分ですから!笑
予算を崩さない為には特別費を確保するのも大事。
また、週予算が赤字になった場合の保険として予備費を持っています。
「赤字になっても予備費がある」と思うだけで気持ちがラクだし、使わなかったら旅行資金に回すなどご褒美費に使えますよ♪
買い物リストで買う量をコントロール
買い物リストを作っていなかった頃、何をどのくらい買うのかは全て感覚でした。
スーパーのカゴに食べたいものや安い食材をポイポイ入れるだけ(・∀・)
レジに並ぶ前に一度見直しますが、どれも必要な気がしてお会計。←
買い物リストを書くようになってからは、できるだけ思考停止状態で買い物するようにしています。
リストのものだけを買うようにすれば買い物時間が減らせて自由時間が増えるし、衝動買いも減らせます。
お買い物メモは一覧で見られるので、予算が超えそうかどうかもざっくり予想できます。
予算を超えそうな場合は、重要度の低いものを翌週に回します。
逆に、今週は余裕がありそうだなっていう時は「単価の高い調味料や日用品類を買っておこう」と調整する事ができます!
お買い物リストのおかげで予算内に収められるようになりました。
まとめ
週1でやること
- 家計簿をつけてざっくり支出をチェック。
- 事前に買い物リストを作って買い出しへ。
月1でやること
- 家計簿を集計して無駄な支出はなかったか?支出内容を振り返ってみる。
+αでやるとオススメ
- 家計簿の費目は絞ってシンプルに。
- 金額の高いものは予備費として管理する。
- 美容代や洋服代などの個人的な支出はお小遣いを積み立て貯金しておく。
面倒なことって、細かく分解してみると意外とすんなりできることってありますよね。
家計管理も同じで、面倒なことを細分化してみると案外簡単に続けられます。
毎日お金の計算をするのは疲れちゃいますが週1で家計簿に支出の記録をしておいて、月1で集計した数字を見ながら時間をかけて向き合う。(といっても1時間くらい)
赤字になって上手くいかない場合は予算がキツすぎるのかもしれないし、無駄な支出に気がついていないだけかもしれません。
原因に気づけるようにまずは家計簿をつけてみる!
家計簿と向き合う時間を作るのは大事だと思うので、是非やってみてください。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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