私の大好きな小説「派遣社員あすみの家計簿」のシリーズ第三弾が先月発売されまして、読了したのでご紹介します。
派遣社員あすみの家計簿シリーズとは?
小学館文庫キャラブン!というレーベルから出版されている本作。
ライトノベルと違って挿絵はほとんどなく、「派遣社員あすみの家計簿」シリーズなら章の最後にあすみが書いた家計簿が載っているくらい。
読みやすいエンタメ性の強い小説という感じです。なので、普段小説を読まないよーっていう方にもおすすめですよ( ^^ )♪
簡単なあらすじは、大手メーカーでOLをしていた主人公・あすみは寿退社をするも婚約者に騙されて無一文状態に。
友人の仁子からはとにかく節約をしてお金を貯めることをアドバイスされ、派遣社員や日雇いバイトをしながら節約生活を始めることに…。
というのが大まかなストーリー。
▽シリーズ1作目
▽シリーズ2作目
▽漫画版も出ています
作者は「これは経費で落ちません!」の作者・青木祐子さんなので、この作品もそのうちドラマ化されそう( ´ ▽ ` )
シリーズ第三弾で激しく共感した「ご褒美費について」
この作品の登場人物に、ファイナンシャルプランナーでありシングルマザーの椿さんという女性が出てきます。
あすみが作中で彼女に家計相談をするシーンがあるのですが、そこで椿さんが発する言葉の数々に
激しく同意!
家計管理の参考にもなるのでおすすめです( ^ω^ )
「仕事が決まったから服を買う。副業を頑張ったからエステへ行く。友達と美味しいものを食べる。素敵なことよ。メンタルを安定させるための少額の無駄使いはあってもいいんです。
「派遣社員あすみの家計簿3」より引用
ただし、前もって条件と予算を決めておくといいですね。友達に会うのは月に一回、五千円まで。アイスは一週間に五百円まで。エステ代は一回三千円、ムーバーフードのボーナスを達成したら行く。これならできるでしょう。最初から予算に組み込んでしまえば、予算を超えなければ問題ない。無駄なのは、なんとなく衝動的に使って、なくなってしまうお金なんです」
お金の本や雑誌なんかでは、服を買ったりエステに行ったり、友達とのランチやスイーツなんかの「自分へのご褒美」は節約するべきと書いてあることもあります。
でも「そこまでしてお金を貯める必要って?」と思ってしまう部分もあります。
そして、我慢が続く節約はストレスのもと。
私もお小遣いは好きに使っていい!と決めていますが、お小遣いを積立貯金して本を買ったりコスメを買ったりしています。
計画的な浪費はしてOKと決めていると気持ちがとてもラクだし、貯金して買ったものは愛着が湧いて大切に使おうと思えます( ^^ )
本当の無駄遣いとは、椿さんがいうようになんとなく衝動的に使ってしまうことなんですよね。
無計画なお金の使い方をしないで、予算を立ててご褒美や好きなものを買えば良い。
他人から「それは無駄遣い」と言われても、しっかり計画を立てているなら無駄遣いではないんです。
椿さんの言葉にすごく納得しました( ´ ▽ ` )
家計管理の参考にもなる小説「派遣社員あすみの家計簿」。
ぜひシリーズ第1弾から読んでみて欲しい!
おすすめの一冊です(`・ω・´)
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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